HSP自分に張られたレッテルをはがす カウンセリング
HSP 自分に張られたレッテルをはがす
HSP(ひといちはい敏感な人)のチェックリスト(前回)で
HSP傾向があるかの判断をする指標を示しました。
今回は、自分に張ってあるレッテルをはがしてみましょう。
① こだわっているのは、「ささいなこと」でしょうか
感受性が高いことで人より的確に微妙な差異に気が付きます。
そういった物事をとらえる能力があることで、他の人から見たら
「どうでもいいこと」なのに頑固にこだわっている人だと
見られたりするかもしれません。
② 生まれつき臆病な人なのでしょうか
誰でも見てきた過去に引きずられますし、
見えない未来を不安がる生き物なんです。
そもそもが敏感な受信力を持っていることで
嫌な想いや辛くて怖い経験をしたことがあったと思うのです。
そんな経験を持っていると、普段置かれている状況によっては
余計に周囲にアンテナを張って緊張したり疲れたりするかもしれません。
臆病なのでは安心感を持ちにくいのかもしれません。
③ 内気だからといって、人嫌いなわれではありません
一度に沢山のことを受信してしまうので内向的になりがちかもしれませんし
相手の気持ちを察知して相手にサービスや気配りしてしまうから
人疲れすることが多いのかもしれません。
だから決して、人が嫌なわけではないのです。
④ 「過剰に敏感」なわけではありません
HSPの人は、敏感な心の受信力があるのですが、
周囲から見て過剰な反応をすると思われてしまう
という怖さを抱えるかもしれません。
それを過剰だと測定するモノサシは人によって違うのです。
もし自分が過剰に敏感なのではないか、と思ったら
そろそろ休憩する必要があるという心のメッセージです。
⑤ 精神疾患ではありません
そう、HSPは心の受信力の高さであり精神疾患ではありません。
HSPだから抱える悩みはあるでしょう。
自分の性格傾向をよく理解して、
自分らしく生きるための自分の取扱説明書を心に携帯しておくこと
より良き相談相手を持っていることも大切です。
あなたは、あなたのままでいい。
自分がHSPだと思ったときに大切なこと
1.「この生きることの悩みや苦しみは自分の敏感な受信能力にあったんだ」
という理解をすること。
2.そして、みんな言わないけれど、多くの人が同じような悩みを抱えているんだ
という、繊細な共感性を持って気持ちを和らげること。
3.HSPは病気ではなく人の性質であり、何か良い特性を持っているんだ
HSPという性質を才能として展開できるとい考えもあるということ。
4.自己肯定感を持つこと、否定性を排除しておくこと。
混乱したり人疲れしたりするでしょう。
自分がHSPだと分かって心が楽になったという人も多いです。
その次に起こす行動は、原点回帰、
自分らしい幸せな生き方を想像して創造することです。
頑張り屋さんのあなたをそっと応援しています。
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